礼拝2013年12月22日

2013年12月22日メッセージ
キリストご降誕
イエスキリストがこの世にご降誕された場所は、
家畜を飼っている汚い所でした。
キリストはベツレヘムに生まれると聖書の預言
がありました。ナザレに住んでいたヨセフとマリアは
住民調査のためにローマに支配されていたユダヤ人に
生まれ故郷に戻るようにと命令がありました。これは
キリストがベツレヘムに生まれると言う預言が成就す
るために、神様はローマの政治をも動かされる方なの
です。偶然は何一つありません。神の計画は預言通り
です。
ヨセフとマリアはキリストが生まれると確信し、すべ
てを神に委ねていたのです。身重であるのにベツレヘム
までの長旅を拒まず、綺麗な場所を選んでキリストが
生まれる準備もできなかったのです。住民調査のために
多くの人が宿に泊まり空いている宿が無く、やっと着い
たのが家畜の飼われているところでした。
そこで生まれてしまうことになるのですが、そこになんと
天使から知らせを聞いた羊飼いと星を頼りに東方からの学者
がキリストのご降誕を祝うためにやってきました。汚い家畜
小屋がすばらしい場所となったのです。これはマリヤとヨセ
フにとってはさらに大きな確証となった事でしょう。
クリスマスのモニュメントと言えば世界中ではこのシーンを
飾ります。汚い飼い葉おけに置かれたキリストを囲む、
マリヤとヨセフ、東方の学者、羊飼いです。
そして、さらにはキリストとして確証させる人物はシメオンと
アンナという敬虔なユダヤ人で、神殿にいたシメオンはキリスト
が現れるまで死ぬことは無いと聖霊に示しを受けていました。
彼はマリヤに言いました。
ルカによる福音書
2:28 すると、シメオンは幼子を腕に抱き、神をほめたたえて言った。
2:29 「主よ。今こそあなたは、あなたのしもべを、みことば
どおり、安らかに去らせてくださいます。
2:30 私の目があなたの御救いを見たからです。
2:31 御救いはあなたが万民の前に備えられたもので、
2:32 異邦人を照らす啓示の光、御民イスラエルの光栄です。」
2:33 父と母は、幼子についていろいろ語られる事に驚いた。
2:34 また、シメオンは両親を祝福し、母マリヤに言った。
「ご覧なさい。この子は、イスラエルの多くの人が倒れ、
また、立ち上がるために定められ、また、反対を受ける
しるしとして定められています。
2:35 剣があなたの心さえも刺し貫くでしょう。
それは多くの人の心の思いが現れるためです。」
異邦人とはユダヤ人以外ですから、全世界の人々だと言うこと
です。キリストは全世界の人の救い主としてお生まれになるが、
それは英雄になってこの国を治める喜ばれる輝かしい王になる
とかではなくて、反対を受ける存在になり、ユダヤ人も多くつ
まずき辛い事になると言われたのです。そして、キリストを通
して多くの人の心の思いが現れるためだと言うのです。
この思いとは何でしょう?キリストが十字架にかかる事によっ
て現れる神の人類への愛であるのです。神であるのに自らを低
くし、私たち(アダムの子孫)の罪の身代わりとなるため降りて
来られた神の贖いの供え物イエスキリスト。
私たちに送られた神の最高のプレゼントだったのです。
これだけの、多くの証人が確証を与えて偶然に発生したとは言
えない。神の計画により整えられて実現した神の救いなのです。
さあ、あなたもクリスマス!
神のみ救いを受けて感謝して信じましょう!