幸せになりたければ 誰かを批判し裁いてはいけない。

幸せになりたければ
誰かを批判し裁いてはいけない。

マタイによる福音書7:1~2

「さばいてはいけません。
さばかれないためです。
あなたがたがさばくとおりに、
あなたがたもさばかれ、
あなたがたが量るとおりに、
あなたがたも量られるからです。」

私たち人間は恐ろしいほどに、
知らず知らずのうちに他人を批判します。
恥ずかしくも私もその一人です。
だからこそ、この御言葉を胸に刻むことが
必要だとつくづく思います。

というのは、人を批判し裁く事は
自分が裁かれる事になっていくからなのです。
そして、平和は逃げていきます。
決して、自分の幸せを得る事ができないのです。

人への批判は、多くの場合、
自分が馬鹿にされたくないための防御策です。
自分の優位性を保とうとする
プライドを守る事からくるものです。

ですが、それをすることで
どんどん自分で自分を負のスパイラルに
巻き込まれていくのです。蟻地獄です。
自分で自分の首を絞める事になるわけです。

人を批判する自分の心が、自分も
他人から批判されていると言う恐れを抱く心になり、
被害妄想を持ち、相手に投げた石が、自分にも
投げられていると誤解しやすい心になります。
これでは自分の中で勝手に戦争を引き起こし
相手を憎んだり、恨んだり、嫉妬したりして、
心は常に悪い情熱を燃やし、喜びを失くし、
ストレスを貯め込んで病気になります。

多くの人は自分の弱さを守ろうとして、
相手を批判することで、自分の優位性を得ようとします。
そのことが習慣化すると負のスパイラルが起きて
良い対人関係が保てなくなります。

これでは神様の喜ばれる平和は築けません。

イエス様はおっしゃいました。
「自分で自分を守るものはそれを失うであろう」

人を裁く事は自分で自分を滅ぼして行くことになります。

幸せな人生を築くためには、人を裁かず批判しない。
人を理解し受け入れて赦せば、
自分も必ず理解され赦されます。

そのためには、忍耐も必要でしょう。
自分との戦いです。自己主張を崩し。
一時の感情よりも、考え方で幸せを得ましょう。
祈ることで聖霊様に助けていただきましょう。
神様の愛と恵みと励ましを受ける事が必要です。

人間を創造されたイエス様は人間を
知り尽くしておられます。
だからこそ、その教えは完全です。

その言葉に従うときに命があります。

※写真は奈良樫原にある本薬師寺のホテイアオイの花です。
今咲いてます。