礼拝2013年4月7日

2013年4月7日 主日礼拝のメッセージ
「更に父に愛されるために①」

ヨハネ福音書14:18~21
神は、はじめから私たちを愛するために創造されました。私たちはイエスキリストを通して、その方をを「お父さん」と呼ぶことができるようになったのです。これは驚くべきことです。神様が私たちを子供としてくださると言うのです。天地創造主なる神が私たちを父親として愛してくださるというのです。
父なる神に更に愛される秘訣がここにあります。
弟子であるピリポがイエス様に父を示して欲しいと言うのですが、イエス様は「私を見たのは父を見たのです」と言われました。ヨハネ福音書14:9私たちは月を夜空に見ていますが月の光は太陽の光です。太陽の光が反射して月を見ているわけです。月の形を見ていますがその光は太陽だと言う事です。それと同じようにイエス様を見ているという事は聖霊様を通して働かれる父を見ているということになるのです。これがキリスト教の三位一体です。
イエス様を愛する=父を愛する=戒めを守る=更に父に愛される
その戒めとはなんでしょう?イエス様は言われました。                                   「私が愛したようにあなたがたも愛し合いなさい」ヨハネ福音書15:12
日本語では「愛」という言葉は一つですが、聖書の書かれているギリシャ語では4種類の愛があります。肉親や兄弟家族の愛(ストルゲ)、男女の恋愛感情(エロス)、友情愛(フィリア)、神的愛(アガペ)、聖書の言う愛はアガペの愛です。他の愛は条件付きの愛です。自分の損得勘定で壊れる愛です。しかし、神の愛は無条件の愛で一方的にありのままの私たちを愛してくださっているということです。その愛を所有して愛し合いなさいという事です。
この手本を見せられたのがキリストの十字架の出来事なのです。自分の命を犠牲にしてまで私たちを生かしたい。それだけの価値が私たちの中にあると言う、愛を示してくださったのです。
そこでこの愛を知るために聖霊様が働かれるのです。聖霊によって愛を知り(体験経験)、その愛を実践して行くことで更に父は私たちを愛して、必要なものを与えて良き実を結ばせてくださるのです。
次週、更に深く伝えたいと思います。