礼拝2013年9月1日

2013年9月1日
半澤直樹の人気はすごいですね。
私も毎週楽しみに見ております。
「やられたらやり返す、倍返しだ!」
というセリフがはやり文句になってますね。
しかし、聖書で神様はこう言われました。
「悪人に手向かうな。右の頬を打たれたなら、
 他の頬も出してやりなさい」
「汝の敵を愛せよ!」「相手を赦してやれ!」
全く、違う事が語られます。
果たしてこんなことができるのでしょうか?
神様が全てご存知で復習してくださると信じる事で近づけます。
神様がおられて個人的にも愛されていると信じる事が信仰です。
日本人は神様を人間の空想の産物的に考えます。私も以前はそうでした。
人間が造った神ではなく、人間を造った神が居られるという事実です。
イエスキリストが神の存在と約束を明らかにしてくださいました。
この神の言葉に従うことで全てを益としてくださるのです。
時には神様は悪を敢えて放置することで
神の義と愛を現してくださいます。そして私達を神の子として
成長させてくださいます。
半澤直樹の第4話で、支店長の悪を見抜きギャフンと言わせました。
しかし、半澤はこの支店長にも愛する家族生活がある事を見たのです。
半澤は、自分の家族を潰された悲しみを持っています。その悲しみを
自分と同じように味わわせたくないと思ったのでしょう。
その支店長の家族のゆえに赦したのです。
その結果、支店長は完全に修復されました。これには感動いたしました。
神様も、悪人を裁くのではなく修復する事を望んでおられます。
人は生まれつき悪人などおりません。神は人を良き者として
お造りになりました。しかし、この世の欲望が人を悪人に
変えてしまうのです。この世には悪魔の誘惑があります。
しかし、その誘惑に誘われるのはその人の意志によります。
人には、間違った意思をもたぬように神様の戒めが必要なのです。
悪魔はもともと神に仕えていた天使です。その天使が神に反抗して
自分も神になりたいと、人を支配しようと企んでいるのです。
欲望を持って人を操る悪魔に対しての戦いは、
私達被造物が神様の愛を信じて従う事が如何に大切なことかを
知らしめる事なのです。
 だれに対しても悪をもって悪に報いず、
 すべての人に対して善を図りなさい。
あなたがたは、できる限りすべての人と平和に過ごしなさい。
愛する者たちよ。自分で復讐をしないで、
むしろ、神の怒りに任せなさい。
 なぜなら、「主が言われる。復讐はわたしのすることである。
 わたし自身が報復する」 と書いてあるからである。
むしろ、「もしあなたの敵が飢えるなら、彼に食わせ、かわくなら、
 彼に飲ませなさい。そうすることによって、
 あなたは彼の頭に燃えさかる炭火を積むことになるのである」。
悪に負けてはいけない。かえって、善をもって悪に勝ちなさい。
                           
                       ローマ12:17~21