礼拝2014年1月5日

2014年1月5日のメッセージ
この世の勝利者となるために
わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、
あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。
あなたがたは、世にあっては患難があります。
しかし、勇敢でありなさい。
わたしはすでに世に勝ったのです。」
ヨハネによる福音書16:33
皆様、2014年あけましておめでとうございます。
今年は徳川幕府禁教令が発足されて400年目になります。
40、400、4000と言う数字は聖書では一つの
節目です。苦難の中からの開放される時だと信じます。
2014年日本にとって素晴らしい年になれるようにお祈り
致します。
さて、私たち人間はこの世で生まれた瞬間に死ぬことが
定まっております。これは新しい命が生まれたと言う
素晴らしい事柄なのに悲しいことに同時に死が宿命と
なります。人間は死ぬために生まれてきたのか?そんな
ことなら最初から生まれなかった方が良かったと後悔する
人も少なくないはずです。私もそんな思いになった事は
確かにあります。
人はこの世に生まれたからは死と言う問題に勝てないの
です。この死というマイナスの力が私たちにまとわり付い
ています。
確かに肉体の死はクリスチャンであろうとなかろうと
全ての人に与えられますが、イエスキリストは十字架に
かかった後3日目に朽ちない体に甦ったのです。
神の力で、死という力を無効にされたのです。
肉体の死後に永遠の命を保証されたのです。
私たちは自分を守るために、罪を犯すことになります。
獣は、誰かを犠牲にして自分を活かそうとします。
これを弱肉強食と言います。進化論を信じる人は人間も
動物と何ら変わらない存在と言う事に考えます。そうな
れば、自分を守るために人を蹴落とすことを正当化させ
ることになります。事実そう信じて殺人する人が多い
のも事実です。
殺人しなかったとしても、人は自分を生かすために罪を
犯し続けてしまうものなのです。多くの偽りは自分を
守る故です。
しかし、どうでしょう。永遠の命が保証されるというのなら、
その命を保証してくださる方、その命を実証してくだ
さった方の言葉を聞き入れてみないでしょうか?
私は幼い頃、ジェットコースターが怖くて絶対に乗りま
んでした。しかし大きくなってジェットコースターは、
絶対安全な乗り物だと確信してからスリルを楽しむ事が
できるようになったのです。命の保証の確信を得たから
乗る事ができるようになったのです。(ところが事故が
起きてからは怖くて乗ったことが無いです。)
その命を保証してくださる方は、万物の創造主、
その方が主イエスキリストです。その方がおっしゃる
には「私を信じ、私に従いなさい」でした。
主イエスに従うとは、主イエスの言われた事を行うことを
言います。その御言葉は
「互いに愛し合いなさい」
これだけです。
イエスを信じると言いながら、人を憎んでいるなら
それは自分を偽り者と定めていることになります。
主は敵をも愛せよおっしゃいました。
愛するとは、人の機嫌をとることが愛することではあり
ません。人のいいなりになることでもありません。他人
に調子を合わせると言うことでもありません。YESマンに
なる事ではないのです。主イエスの御言葉は
「自分がしてほしいと思うことを他人にもそうしなさい」
と言う事です。人によって基準は違いますが、積極的に
人に働きかけて行くという事です。これが黄金率になり
ます。お節介な人は嫌われるかもしれませんが、それでも
良いと思うことをすれば必ずその人の心が伝わるのです。
故に、私もイエス様の福音を伝えております。
この戒めを守る人がすなわち神を信じる人の行動になる
わけです。この世の死の力を超えて生きる力がここに
あります。
互いに愛することで、命を勝ち取る。「命の保証」その
平安を得る事が全ての問題に打ち勝つ強さになります。
歌の文句ではないのですがまさしく
「愛は勝つ」なのです。
「万物は神から出で、
神によって成り、
神に帰するのである。」
これは聖書ローマ書のパウロの言葉です。この絶対の法則が
あると知るならば、愛する事が絶対的な命の法則となるのです。
最後にヨハネの第1の手紙5:2~5
5:2 私たちが神を愛してその命令を守るなら、そのこと
によって、私たちが神の子どもたちを愛しているこ
とがわかります。
5:3 神を愛するとは、神の命令を守ることです。
その命令は重荷とはなりません。
5:4 なぜなら、神によって生まれた者はみな、
世に勝つからです。
私たちの信仰、これこそ、世に打ち勝った勝利です。
5:5 世に勝つ者とはだれでしょう。
イエスを神の御子と信じる者ではありませんか。
今年、あなたにとってこの御言葉を実践する事によって
命と平安を確保されること心からお勧めいたします。