礼拝2013年6月9日

2013年6月9日 主日礼拝のメッセージ
「相手を赦す決心」                               
エペソ人への手紙4:32
互に情深く、あわれみ深い者となり、神がキリストにあってあなたがたをゆるして下さったように、あなたがたも互にゆるし合いなさい。

愛するとは相手がどうであれその人を愛するということなのです。親が子供を愛する事、これは当然です。子供がどんな卑劣な犯罪を犯したとしてもその親にとっては、掛け替えのない子供なのです。神様も子供を愛するように私たちを愛しておられます。いがみ合っている二人を同じように愛しておられるのです。親としての神さまは、憎しみあっている二人を悲しく思われることでしょう。敵と言いましても、普段仲良くしていた人ほど些細な事で敵になりかねませんよね。(妬みが多くの原因)「昨日の友は今日の敵」だと言う言葉もあるくらいです。 そこで、敵を愛する前に、相手を赦す決心が必要になります。それは神さまの望む平和を作るためです。赦すという事は、自分を犠牲にする事です。自分は悪くない、悪いのはあいつだと主張するところに平和は来ないのです。両方ともに自分の正しさを主張すれば平行線です。どちらかが折れないといけないのですが、多くの場合、相手に負けを認めさせる事が絶対できないプライドがあるのです。このプライドを自ら潰す事が、赦すという事につながります。様も神でありながらご自分の神のプライドを捨て、自分を砕くことによって、私達の犯した傲慢さと罪の赦しの代償となられたのです。この贖い主イエス様を通して神によって造られたけれど、罪のゆえ神から離縁していた私たちは、神の元に帰ることができるようになったのです。(これを福音と言います。)神自ら、人を赦すために自分の命を捨てられたのです。神の愛はイエス様を通しての赦しにあります。神はそれを通して、私たちに赦す事の手本を見せてくださいました。こんなに素晴らしい御方が私たちの創造主なる神様です。信じない理由は何処にあるのでしょうか?
使徒パウロも言ってます。もしあなたがたが、何かのことについて人をゆるすなら、わたしもまたゆるそう。そして、もしわたしが何かのことでゆるしたとすれば、それは、あなたがたのためにキリストのみまえでゆるしたのである。そうするのは、サタンに欺かれることのないためである。わたしたちは、彼の策略を知らないわけではない。
コリントⅡ2:10、11サタンすなわち悪魔は憎しみ合うようにこの世に働きます。私たちの背後で信頼関係を潰して人を傲慢にさせ神さまの御心からはずれさせようとします。そうして神様から引き離そうとします。人の心の内が気になりますか?人がどうかではなくてまず自分が愛を示すためにまず「赦す決心」です。悪魔の思う壺にならないように、自分を砕くのです。人を変える事はできません。まず自分が変わる事だと神さまは教えておられます。      
私事ですが、かく言う私もこれを実践した事があります。「私の事で気分を悪くさせてしまって悪かった。すまなかった。」そうしたら平和がきました。互いに赦し合えました。心のわだかまりが一切取れ平安が支配したのです。私は祈りと自分を負ける事で平和を勝ちとったのです。 平和のための祈りは聴かれます。    
皆様も是非実践してみてください。「赦す決心」。神さまは必ず聖霊を通して助けてくださいます。 
最後に 「平和を造り出す人は幸いです、神の子と呼ばれるでしょう。」 
by Jesus