礼拝2013年8月18日

2013年8月18日
「自分で道を見分ける」

各国の著名人を乗せた客船が沈没しそうになりました。さて、どのように勧めれば船から飛び降りてくれるでしょうか?
イギリス人には 「紳士はこういうときに飛び込むものです」ドイツ人には 「規則では海に飛び込むことになっています」
イタリア人には 「さっき美女が飛び込みました」アメリカ人には 「海に飛び込んだらヒーローになれますよ」
ロシア人には 「ウオッカのビンが流されてしまいました、今追えば間に合います」フランス人には 「海に飛び込まないで下さい」日本人には 「みんなもう飛び込みましたよ」ジョークですが、お国柄の性格がよく現れていますよね。先日、ある人にイエスキリストの福音を伝えると、そんなに素晴しい話なら、何故日本人はみんな信じないの?その人は私の話を聞いて素晴らしいと思ってくれたんですね。そこで、その人に世界の30%以上の人はキリストを信じていますよ。と言いました。そうしたら、「私は日本人だから・・」と返されました。

ところで、ブランドバッグが好きな人は多いと思います。しかし、何故高いのにぞのブランドバッグを買いますか?と聞きますと、皆が持っているから、人気があるから、持ってると皆から注目されるから、大体そのような答えです。多くの人が、この製品の何処がいいのか説明出来る人は少ないです。合成皮革なのになんでこんなに高いの?と思うブランドバッグもあります。みんなが持ってるからと言って、その製品が良いとは限りません。

昔、ビデオでベータ方式とVHS方式がありました。画質が良いのはベータ方式でしたが、宣伝力でVHS方式が普及しました。
自分で良い品物を求める人はベータを選びました。自分で見分ける目を持つ人は幸いです。日本では、徳川時代にキリスト教を邪教として禁教令が出されました。キリストを信じるなら、見せしめに拷問に掛けられ、殺されたのです。だから、日本では多くの人がキリスト教を見向きもしなかったのです。キリストを信じることで災いが来たからです。

イエス様はおっしゃいました。狭い門から入れ。滅びに至る門は大きく、その道は広い。そして、そこから入っていく者が多い。命に至る門は狭く、その道は細い。そして、それを見出すものは少ない。
マタイ福音書7:13

この後、2つの話が続きます。
①「狭い道に入れ」
②「偽預言者を警戒せよ」
③「固い岩の上に自分の家をたてよ」です。
この3つの話には共通点があります。それは、自らの意志で賢く道を選択をしなさいと言うことです。
②はその人の素行を見て本物か偽者かを見分けなさい。
③は自らの意志で間違いのない固き神の言葉を選んで実行する者になれと言うことです。
どの道を選択するか自分で賢く選ばないと滅びに至ります。神は、この世では巧妙に悪に引きずり込む滅びの道があるから、
自らの目で見極めて歩くようにと警告されているのです。