礼拝2013年12月15日

2013年12月15日メッセージ
本当のクリスマス
早いもので、もうクリスマスです。
子供の時はクリスマスは何の日かよくわから
ないけれど小さいながらもみんなで飾り付けする
クリスマスツリーとお菓子のいっぱい入った赤い靴
をもらって喜んでおりました。
キリストの誕生祭であるクリスマスですが、
何故、イエス・キリストがすごいお方なのか
多くの日本人は知らないので、ご紹介します。
名はイエスで、キリストは称号です。大統領等
の選ばれた人に与えられる呼称です。
キリストの意味は救世主であり、救い主です。
クリスマスはキリストが誕生すると言う言い方は
少しニュアンスが違います。正確には降誕(こうたん)
すると表現した方が良いでしょう。
何故なら主イエスの存在は聖書が説明するには
天地創造の前からあり、彼が創造主であり天地創造を
されたと記されています。(コロサイ人への手紙1:15)
その上、主イエス自身も「アブラハムのいる前から
私は居るのです」と断言されます。アブラハムは
キリストの降誕された約2000年前の人です。今から
約4000年前の人でイスラエル人の父祖です。
こんなことを言うイエスは全く気狂いじみているか
冗談であるか、または本当に神であるかなのです。
しかし、このイエス・キリストを世界の3割の人が
信じているのです。
神の御子イエスの目的は人類最初の人アダムの罪
(これにより全人類が有罪となりました)の代償として
十字架に掛かり死ぬ為に救世主としてこの世に約束通り
降りて来られたのです。それがクリスマスです。
アダムの罪は創造主である神を無視して生きようとした
ことです。エデンの園での出来事は皆さんも聞いた事が
あると思います。そのために、人は皆神から離されて
生きています。(簡単に言えば羊飼いのいない羊がさま
よって狼などの危険にさらされている状態です)それは
全人類の祖先アダムの罪の故なのです。私達日本人も
アダムの子孫ゆえにアダムの罪を受けたまま生まれてき
ています。
この罪の代価は死であると神は言われました。主イエスは
その死を人類に要求しないで自ら、人の姿になり
ご自分の死によって、私達の死を免れさせてくださる
計画を実行されたのです。
神でありながら人の肉体を所有してこの世に
処女マリヤから降誕されたのです。主イエスがこの世に
降りて来られたことは、私達にとっては神の一方的なめぐみ
であり、永遠の命のもといです。
しかし、イエスキリストにとっては十字架の苦しみを
覚悟しなければならない事が決定された日だったのです。
これがクリスマスです。
この日は神の全人類への愛を実行された喜ばしい日なのです。
私達を愛するために自ら命を投げ出す。それが私達の神様
なのです。そうです、あなたのためにも主イエスは苦しみを
受けられたのです。こんな素晴らしい愛を持った方が私達の
神であるのです。この主イエスの神の愛を受け入れ信じる者
だけがアブラハムの約束を成立させます。アブラハムへの約
束は、全人類誰でも神の子となり神の国の住人となることな
のです。その約束を受入れる方は幸いです。
これが神の福音です。
「信じないと救われないの?」とつぶやく人は残念です。
聖歌128番「God rest you merry」のクリスマスキャロルを
1994年にマライア・キャリーがボーナストラックとして
特別に入れた大ヒットしたクリスマスCDがあります。
これには感動しました。
クリスマスはメジャージョイでハシャギ喜ぶ時でなく、
マイナージョイで心からの深い喜びと神の愛を心から
感謝して神を慕う日だと言いたのです。